四方通信 第226号 考えてもバカだと思われる人
今回は、勉強ができよく考えてからいつも行動するという人にこそ読んでほしいテーマです。
日本だと、「頭のいい人」「良く考える人」「知識がある人」を尊敬する傾向があります。
しかし、ビジネスの世界では頭のいい人、良く考える人は、なかなか結果を出すことができません。頭が悪くても大量に行動する人の方が結果を残します。
サラリーマンのエリートと呼ばれる○○証券のトップ営業マンも、毎日泥臭く、自分の足で名刺を1日100枚渡していくほどです。東大や京大卒なのにですよ。
結局、考えてもそれを実行できなければ、一円も生まれません
例えば、 ロケットを飛ばす最新のテクニックや知識を開発しても、それを実行するチームがいなければ、ロケットも飛ばず、タダの誇大妄想家です。
もう一度言います。行動しなければ一円も生まれません。
ビジネスの世界では、頭がいい、知識が多い、思考力があるだけの人は本当に役に立たなくて、とにかくやる人、一ミリでも泥臭くやる人の方が結果が出ます
しかし、僕たちは学校教育で「頭がいい、記憶力がいい、それが偉い」と教育を受けているので色々と考えすぎてしまいます。
アイデアはたくさんあるけど、お金がない人がすごく多いでよね。
これは学校教育が原因だと僕は思っています
「0点でもいいから書いたら偉い」「1点も取れなくていいから走ったヤツが偉い」そういう学校教育をしない限り、僕たちは大人になっても行動せずに考えて紙の上、パソコンの上だけで知識をひけらかして威張ります。
そういう「勉強エリート」がどんどん出世していく世の中なのです。
学校でも進学して、いい大学に行き、そのままエリートコースで上司になります。 その結果、「行動する」ブルーカラーの人たちがバカにされたり、給料をたくさんもらえないのです。
ホワイトカラーだからダメ、ブルーカラーだからダメではないですが、実践、行動が大事だ、ということです。
とにかく今はスピードが速いです。江戸時代の一生分の知識が、たった一日で得られる情報過多の時代に生きています。
その中でだらだら考えてたら、最強、最新のアイデアでも、明日どころが一時間後には古くなります。 「思いついたら売る」「思いついたらやる」「思いついたらツイートする」そうしないと遅れていきます。
いいアイデアを持つ人こそ「考えて、温めて、特許とって」とやりますが、それは意味がないので一刻も早く出す、特許をとるならツイッターなどにアップした方がいいです。
何なら脳みそ使う前に体が動くくらいのスピードでやっていってください。
脳で考える前に「行動してしまう」