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GIVEして失敗する人、成功する人
今回は、GIVE、つまり「与える」ことによって失敗する人と成功する人の違いについて説明しようと思います。
今回、これを四方通信にしたのは、「多くの人がGIVEをするのに、成功する人が少ない」とふと思い、何が原因でそうなるのかを考察してみました。
GIVEで破産する人と大成功する人
今日のお話を簡単に言うと
「世の中には3種類の人間しかいない」 という話です。
「テイカー」
「マッチャー」
の3タイプです。
ギバーはGIVE(与える)に人の意味を加えた、「GIVER」です。つまり「与える人」のことです。
テイカーは「TAKER(取る人)」つまり「人から奪うだけの人」で恩返しできない人 「奪う人」をテイカーと言います。
マッチャーは「MATCHER(同じ割合の人)」で「50%・50%」 誰かに50%与えられたら、50%返す人のことです。
世の中には 「与える人」「奪う人」「中間を取る人」の3種類しかいません。
この中で一番成功している人は誰だと思いますか?
なんとなく分かると思いますが、「ギバー・与え続ける人」です。
世の中はすごく良くできていて 「与える人」、「人に良くしてあげる人」が勝ちます。
逆に、一番損する人や、一番底辺にいる人は誰だと思いますか?ギバーが一番成功してるから「間を取る人?」「奪う人?」と思うかもしれませんが、どちらでもありません。
実は一番損をする人も、「ギバー」なのです。
面白いですよね。一番成功をする人も一番損をするのも同じ「GIVER(与える人)」なのです。しかし、もちろん成功するギバーと失敗するギバーにも違いがあります。
成功するギバーと失敗するギバーの違い
ではなぜ、同じ「GIVER(与える人)」なのに、「成功する人」「人に搾取される人」 に分かれるのか?
要因はたくさんありますが、一番は「トップ 1 %の勝ち組の方のギバーは、奪う人には何も与えない」というところです。
成功するギバーは「他人に与える人」に与えます。そう言う意味では、良い環境にいるギバーは成功します。
あなたの周りにもいると思いますが、人から奪うだけで何のお返しもできない、奪う事だけの人がいます。生まれ持ったテイカーがいるのです。
彼らは底なし沼なので与え続けたら、吸い続けられて与える方は終わってしまいます。理想は、与え合い、相互依存の関係なることです。
以前に本で読んだ内容ですが、遺伝子的に見ても、人間だけではなく、動物や昆虫でも「ギブ・アンド・テイク」が行われているそうです。
遺伝子からも、与える人が成功してるのは確かだそうです。
ただし、 昆虫の世界、植物の世界、人間、 進化して生き残った人がどういう人か?を調べると、純粋なギバーが成功しているわけではないとのことです。
では、どのようにギバーかテイカーを見極めるのか?
ギバーとテイカーの見極め方
まず、2回与えます。
それで2回とも奪われたら関係を切ります。
奪われなかったら与え続けます。
そんな遺伝子が成功するのです。「与える人」同士で「与え合う環境」に入るのが一番理想です。その環境を見極めるのに上記の方法を試してみてください。
しかし「この人良い人かな」と思っても、与えていたら奪われる場合があります。 それでも2回は先に与えてください。1回は偶然や相手が意図せずに奪ってしまった場合もあると思います。
しかし、先に与えて2 回ガッツリ奪われた場合は、必ず縁を切りましょう。やっぱり、それぐらいの思い切りや、決断力を持たないとビジネスの世界だと生き残ルコとはできません。
ギバーというだけで成功しやすいです。
しかし、せっかくのギバーでも、奪われ続けるような人と関わるようでは負け組ギバーになってしまいます。
勝ち組になるために与える人同士の環境に入ることは、あなたが成功するためには必要不可欠なのです。
まとめ・まずは2回与えます。
・それで1回でも返してくれたら、与え続ける
・2回とも「奪う」だけのひとなら縁を切る。
こうすることで、相手を見極めながら、与え、与えられる良い関係性を作り上げ、成功へ近くことができます。