脳はあなたの成功を妨げようとす
「脳は過保護」
「過保護」って分かりますか? 最近は 「モンスターペアレント」 と言われてますが、子供が学校の先生に怒られて学校に乗り込こむようなおかしい親がいます。
今は学校の先生の立場が低くて 何か問題を起こすと教育委員会に問われたり、クビになったりします。
「脳」もモンスターペアレントのようにすごく過保護です。筋トレをしてて「もう無理、腕立てできない!」と思い込みます。
何か勉強してても
・もう脳が疲れて無理!
・これ以上覚えられない!
・これ以上身体が動かない!
となった経験があると思います。
ですが、 「もう無理!」「もう死ぬ!」 と思ってから、実はあと30%はできる余力があると脳科学の研究で分かっています。
ではなぜ、こんな脳になったのか? 30%も余力を残しているのに「もう無理だオレは死ぬ」と思い込むような脳になったのか?
これは原始時代まで遡りますが、マンモスなどの大きくてどう猛な動物が目の前に現れて、絶体絶命の状況で「あぁ、もう無理!!」 という状態から、いつものスピードの1.5~1.8 倍で走れるような「火事場の馬鹿力」を残しておかないと、原始時代は、一歩外に出たら死ぬような環境だったので、早めにギブアップするように脳をしておかないと、命がいくつあっても足りなかったのです。
何千万年、何億年間は、常に自分たちの生死のかかる環境だったため、今のような平和な時代はせいぜい数千年間しかなく、僕らの脳は進化していないのです。
これからビジネスをやる上で 「もう無理」と思う事はたくさんあります。 今のあなたとは、考え方や行動パターンをガラリと変えて「無理」「辛い」「苦しい」と感じることばかりになると思います。
でも、先ほど言ったように、「辛い」「苦しい」 「もう無理」「もう辞めたい」と思ってから、あと30%の余力が残っているとデータで分かっているのです。
「無理」と思うのは脳の甘えで脳は過保護であなたを甘やかしてくれてるだけなので、まだまだ頑張れます。筋トレでも本当に良い先生は「はい、100 回」と、ダンベルをやらせて 「やっと 100 回終わった」と思ったら 「よし、あと 10 回!!」と 更に10 回やらせます。
その時に、筋繊維が裂けて、修復する際にさらに筋肉が大きくなっていきます。
そういう一流のトレーナーは あと30%くらいできると分かっているのでやらせています。
これから「もう無理」と思ったら 「まだオレは70%しか使ってない!!」「私はまだ30%も余力がある!!」 そう捉えて、更にそこから一歩踏み込んでみてください。