四方通信 第 225号 仕事のできる人間は意識して○○から逃げる
今回の話は「ダメなパターンから逃れる方法」です。
人間は楽をしたい生き物なので、脳を極力使わないようにします。その代表例が「行動のパターン化」です。この行動のパターン化が成功に役立つものなら大丈夫ですが、ほとんどは「惰性」のパターンであることが多いです。
例えば、朝起きてスマホをぼーっと見たり、電車の中で広告をぼーっと見たりとか、コンビニで無意識的にお菓子を買って食べてしまうとかです。
この「惰性の行動パターン」を放置してしまうと、いつしかビジネスを重要な決断をする時に正しい決断ができなくなります。人は、面白いくらいパターン的に行動しています。
たとえば、椅子に座っている時に毎回同じ足を上に組んだり、腕を組む時も毎回同じ方を上にしているかと思います。こうして、人は行動や思考もパターンに支配されています。
意識してパターンから逃れる
ビジネスで重要な決断をしないといけない時など、正しく判断できるようにするために、いままでの惰性の行動パターンを「意識的に」変えてみてください。
右足を組んでいたら左足を組んでみたり、右腕を上に組んでいたら左腕を上に組んでみてください。初めはなんかぎこちなくて、なんだか気持ち悪いです。すぐに、元に戻したいと思います。
しかし、いままでの行動とは違うことをしているので、脳も「あれ、なんかいつもと違う」感じ脳が働くようになります。
そうすることで、思考がよく働きやすくなり、冷静で理性的な判断をすることができます。僕は、重要なミーティングや、大事な商談の時は必ず意識的にパターンを変えます。
この簡単なエクササイズだけで、あなたは、いままでの惰性の人生から抜け出し、成功に近づける行動をすることができるようになります。
いつもの習慣を意識して変えてみる。