今日からは、また興味深い分野である
感情学を扱っていこうかと思っています。
ここまで四方通信を読んできているのならば
人生の目標達成のためには論理的に考えていきていく事の重要性や
顧客や人を動かすためには感情を動かす事。
感情を動かすための手法やキッカケ。
などについてはマスターしてきているはずです。
!?という人は必ず復習して理解をするようにしてください笑
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しかし興味深いのが
感情のジャンルや、その感情がどんな感情なのか?
はあまり理解していないのではないでしょうか?
それもそのはずで
感情学というのは現在も最先端の脳科学が研究中のジャンルです。
脳と密接に関係しているのが感情なのですが
その中でも、まだまだ理解できないことや説明できないことが
たくさんあるのです。
そんな中で、僕は脳科学、行動経済学、感情学は
とても関心があるジャンルなので日々学んできています。
なので、完全に根拠があるわけではないのですが
最先端の研究でわかっている範囲での感情学を
お届けしていきます。
大きく分けて
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どんな感情なのか?
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どんな時に起きるのか?
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どう対処したら良いのか?
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どうやったら引き起こせるのか?
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を解説していけたらと思っています。
まず感情学を理解するために最低限必要な知識を
話します。
感情を引き起こす論理を理解するために
「ブリーフシステム」(認識パターンの組み合わせ)
をまず把握してください。
これは簡単にいうと、「信念」や「常識」です。
前頭前野という新しい脳みそ、論理脳に入っています。
で、次に古い脳みそ
大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)
これは哺乳類脳、人間の動物的な脳みそです。
この大脳辺縁系に扁桃系(へんとうけい)っていう
記憶や感情を増幅や減少させるスピーカーみたいなのがくっついてます。
細かいことを言いだすと他にもいろんな部位が関わっているのですが
簡単に説明すると
外から刺激を受ける→ 大脳辺縁系を通って扁桃系へ→ 感情や記憶が増大される
→前頭前野(ブリーフシステム)と照合
(この際に海馬や側頭葉での過去の記憶との照合もなされる)
というのが脳で起きてることです。
で、この照合作業中にプラスとかマイナスとかの判断をして
その判断に沿って脳内麻薬が分泌されます。
マイナスはノルアドレナリン系で
プラスならドーパミンやオキシトシン系が出ます。
で、この麻薬に応じて
体や心に影響が出ます。
この影響のことを感情と呼びます。
最後は安心して欲しいのですが
どんな脳内麻薬が出てもセロトニンという
落ち着かせてリセットする麻薬が脳内から出ます。
これが感情の起きるロジックです。
注目すべきが
感情は「記憶」や「信念」に大きく依存する点です。
自分の感情や相手の感情を考える時に
この文脈とも言える観点への注目が大切になってきます。