四方通信　第224号　成功しない人によくある○○は良いという罠

今回の話は、成功しない人によくあるパターンを、この間教え子と話していた時に見つけたので紹介していきます。

特に「将来起業したいです！」とか「事業のアイディアならいくらでもあります！」とか、「このビジネスモデルは成功します！」みたいなことを言っている大学生によく読んでもらいたいです。

結論からいうと「成功しない人＝アイディアに逃げる人」です。

つまり、アイディアマンは良いという考え方です。

これは、ビジネス初心者にありがちなことです。

こうすればいいんじゃないか、ああすればいいんじゃないかと、たくさんアイディア的なものは出すけど、結局実行できてないから、１円も稼げない…などなど

僕は今では、同世代の中で成功した方と言えるでしょう。あんまり頭も良くなく、行動しかできなかった僕がビジネスをやってきた中で一番誇れることは、「アイディアが浮かんだら即行動してきた」ということです。

しかし、考えが足りなかったため。詐欺で２２万円を失ったりよくわからないシャンプーが20万円分家に来たり、変な投資ツールに50万円分払ったこともあります。（※そこは真似しないでください笑）

でもやっぱり、自分のなかで浮かんだアイディアは一個一個すべて行動に移したことは、誇りに今でも思っています。

実際アイディアがポンポンと浮かぶ人って見ててかっこいいし、実際に自分がそうなったらやっぱり気持ち良いですよね。でも、そのアイディアは実行されなければただの「妄想」で終わってしまいます。

100個アイディアを出す人よりも、１個のアイディアで１円稼げるほうが評価されるべきだ、ということです。

こういうことを言うと、誤解されることが多いですが、「たくさんアイディアが浮かぶこと」は良いことです。しかし、より重要なのは壮大なビジョンをもちつつ、そのビジョンを達成するために小さなアイディアをしっかり行動に移していくことです。